衛生士学生へお伝えしたいこと
・院長の写真
私は常々思うことがあります。
歯科医師は歯を治す、歯科衛生士は歯を守る、
どちらが患者さんにとって大切なのか。
「治すのではなく守る」
「治療ではなく予防」
「補綴物ではなく天然歯」
これが当院の考えです。
私は歯科衛生士の職業価値そのものを上げていきたいとも考えています。
その歯科衛生士になりたいという学生さんは、
学生時代にどう過ごして、歯科衛生士になる準備をしていくのかが大切だと考えています。
学生時代に当院で勤務することで、
新卒で歯科衛生士になってから勤務するのではスタートラインが違ってきます。
せっかく歯科衛生士になるのであれば、
憧れる歯科衛生士になっていってほしいです。
その為にも学生時代に業務に触れていくことはとても大切です。
もちろん、勉強のことも教えていけますし、無理な働き方をする必要もありません。
大切なのは学生時代に、歯科医療に触れて、
どのような考え方を持ち、社会に出ていく準備ができるかどうかだと思っています。
これからも当院は予防歯科に取組んでいきます。
歯科衛生士として輝きたいと思う方にはピッタリです。
是非学生のときから歯科衛生士の道を歩んでいける一歩になればと考えています。
全国で6万9千軒近くある歯科医院の中で、みなさんは自分がやりがいを持って成長できる環境で働きたくはありませんか。
しかし、実際には、
「あまり患者さんを診察させてもらえない」
「短時間で数をこなさなければいけないので、技術が上達しない」
「保険診療ばかりで高度な治療を担当させてもらえない」
「院長から技術的なことは全く教えてもらえない」
「セミナーでせっかく習ったことを実践できない」
など勤務した後に後悔をしているという話をよく聞きます。
また、「近いから」「目先の給与や待遇がいいから」「先輩に紹介されたから」という安易な理由で勤務先を選んでいませんか?
あたりまえのことですが、勤務医時代にどんな 医院に勤めていたかでその人の歯科医師としての将来は大きく変わります。
特に影響を受けやすいのは卒後3年以内に勤務した医院です。
それは、できる治療の幅や精度、治療計画の立案、診療スピードなど、診療スキルの面はもちろん、患者さんに対しての愛情・感謝・思いやり・尊敬などの診療に向かうメンタル面の考え方などで成長の基盤が大きく変わるからです。
当院では、スタッフはもちろん、勤務の先生に「この医院に勤めて良かった !」と思って頂ける医院でありたいと願っており、その中で治療技術はもちろん、人間力もアップして、歯科医師として自信を持てる状態、そして開業が希望であれば成功可能なレベルまで一緒にフォローしていきたいと考えています。
マリン歯科クリニックで働く事で得られるコト
充実した研修カリキュラム&院長のフォローによる技術習得
当院では以下のような基本技術を着実に習得できる研修カリキュラムを用意しています。
- 毎日、症例検討会を実施します(知識の向上、治療計画立案サポート)
- 月に1回程度、ドクター同士で講習会へ参加
- 研修期間(3~6ヶ月)の間は院長や先輩が形成、セットのたびにチェック、指導、フォロー
- 研修期間後も不安がある症例について、チェック、指導、フォローを毎日
- 治療技術系のDVDを全員で視聴しながらの実践勉強会
- 抜去歯牙を使った形成、ニッケルチタンを使ったエンドの練習
- 根管治療の指導・実習
- マネキンを使っての形成、TEKの練習
- 相互実習による無痛麻酔・伝麻の練習・印象の練習
- セミナー参加補助制度により、金銭的な負担が少なく、積極的に各分野のセミナーを学ぶことができます。
年間の研修カリキュラムを完備し、ご自身で自由にオールマイティーな技術の向上のための練習ができます。
その時の課題やスキル、経験に応じた患者さんの配当
院長や勤務医の先生を交えて、症例検討を毎日実施し、患者さんごとの治療計画立案を行います。様々な症例の治療計画立案のスキルを各ドクターの視点から比較検討して学ぶことができます。
また、勤務医の先生のレベルに合わせて、必要な症例の患者さんから配当することが可能なので、いきなり難しいレベルの患者さんを配当されたり、簡単な治療のみの患者さんばかりが続けて配当されるということはありません。
配当ケースはその都度相談に乗ります。
よって、できる治療の幅、成長のスピードが飛躍的に高まります。
一台のユニットで一人30分の治療時間を確保するのでじっくりと担当の患者さんを任せてもらえる
経験年数にもよりますが、基本的には勤務医の先生には一人一台のチェアを担当し、30分に一人の患者さんを診て頂きます。
治療内容によっては45分、60分、90分の治療時間も自由に担当医が選択できます。
そのため、時間に追われて雑な治療となってしまうのではなく、時間をかけてゆっくりと説明と同意の承諾が取れ自分の技術を高めることに専念できます。
時間を意識することは大切ですが、早く終らせることばかりを考えて診療を続けていると、ある一定の範囲以上に技術が上手くならずにストレスがたまります。
また、患者さんにもあなたの焦りが伝わり、手抜きやそっけない態度に見えてしまうため信用を落とすことになりかねません。
診療の状況を把握しながらペース配分もでき、かつ丁寧な治療を行うことができるようになってほしいと思います。
もちろん、最初はすべて先輩がチェック、指導、フォローを行います。
担当制で患者さんを診療できる当院でのメリットは、
- 自分の治療に責任を持つ
- 対話の回数で患者さんとのコミュニケーションが深まる
- 担当の先生への信頼から口コミ、自費診療、紹介が生まれる
- 継続して治療にあたるため自分の治療の経過・予後が追える
- あの患者さんのあの部位を治すためこの技術の習得が必要と感じ、ピンポイントに勉強会に参加でき、学びを深める活力がでる
などです。
担当制 を採用することによって、診査・診断から治療計画を立てて必要な処置をして頂きます。
ご自身で説明を行い自費治療の契約が取れれば、カリキュラムの練習をすべてクリアしたのち治療も行ってもらいます。
もちろん難しいケースやレベルの高い内容の場合はピンポイントで交代することはあります。
何か問題があれば、全責任は院長である私が取りますのでご心配はいりません。
幅広い年齢層の患者さんを診ることができる
当院には毎日80~100名の患者さんが来院されます。
年齢層もお子さまからお年寄りまで幅広くおられますので、小児歯科治療から高齢者の総義歯製作まで、どれも偏りなく幅広い診察能力を得ることが可能です。
開業された当院の元勤務医も、経験では全く苦労はしていません。
それぞれの症例を数多く経験でき技術力を向上させることが可能であるからです。
T4K、床矯正、SH矯正などの小児矯正も500ケース程あり、臨床経過を追って学ぶことができます。
院長は咬み合わせの認定医のため、高度かつシンプルな咬合治療を学ぶことができます。
また、インプラントなどの外科処置は、見学し学ぶことが可能です。
難易度の高いケースは提携しているインプラント専門医の先生と共にオペに入ります。
麻酔医によるセデーション中の場合には特に近くで見学できるので深い学びが得られます。
治療の経過もチェックでき、一緒に症例検討を行うことで知識も深まります。
本人のやる気次第では、難しい症例の診断・治療もできるレベルに到達できるようにサポートしていきます。
自費診療・フルマウスの治療ができるようになる
ある程度経験を積んだ先生は、徐々に全顎的な治療も視野に入れ治療計画の立案に取り組んでもらいます。
治療計画が立案できるようになり、技術が伴った段階から、自費治療、咬み合わせまで含めた大きな症例、難症例を担当して頂きます。
治療計画から院長や先輩がサポート・アドバイス・フォローに入ることはもちろん、専門医の先生のアシストで学んだり、他の医院に技術習得の見学や有名講師の先生を直接、医院にお呼びしてのレクチャー頂いたり、各種セミナーへ院長と帯同し知識の吸収を一緒に行います。
咬合・歯周・補綴などを考慮した全顎治療ができるように目指します。
学んだことを実践できる場を用意します
通常、他院では、自費治療は勤務医の先生には診察させてもらえないことが多いと聞きます。それは自費のケースや難症例は院長しか行わないという医院が数多く存在するためです。
しかし、それではモチベーションもマンネリ化しやすいですし保険診療ばかりで数をこなすことが増えるため、体力的に疲れ果ててしまいます。
当院では患者さんとの信頼関係や説明技術、診断力などが一定の水準が達したと判断しましたら、積極的に治療してもらいます。
それが間違いなく先生の成長につながるからです。
ただし厳しい訓練、勉強が必要です(笑)
実践することで、本当に理解が深まり、技術を習得することになります。
また、それに伴う新規機器も積極的に検討し導入いたします。
もちろん、自費治療に関しては特に処置を行うごとにしっかりとチェック・アドバイス・フォローを院長が行いますので、安心してスキルアップを目指してください。
セミナー参加費用半額負担
当院の勤務医の先生には、指定セミナーは全額負担、各種希望セミナーへは半額補助を行っております。
マリン歯科クリニックでは、ご自身の成長に意欲的に取り組む先生を応援します。